Member : なっちゃん、ちえ蔵(記録)
Timeline :
Day1 瑞牆山荘(14:30)~富士見平小屋(15:25) 幕営
Day2 富士見平小屋(07:00)~大日小屋(08:02)~砂払ノ頭(10:22)~金峰山(11:40)~(引き返し)~富士見平小屋テン場(14:40)
Day3 富士見平小屋(06:50)~天鳥川(07:23)~瑞牆山(09:05)~(引き返し)~富士見平小屋テン場(11:00)テント撤収~瑞牆山荘(12:10)
仕事の連休が年末年始に重なったので、『お山で年を越しましょう。』と、奥秩父の瑞牆-金峰山に行ってきました。年末の寒波で雪の積もった山々は、白い雪と黒い岩のコントラストがステキでした。
12月31日、帰省の方々に混じって、韮崎駅に降り立ちます。昼の13時ということもあり、駅にはお山へ行く様子の方は見当たりません。駅からタクシーに乗り、1時間程で瑞牆山荘に到着。とても綺麗な山荘で、トイレをお借りしてから年始の天候について相談させて頂きました。そう、この年末年始、穏やかな天候とはいかず、冬型が非常に厳しいという予報でした。高層天気図を見たうろたさんからもアドバイスがあり『元旦前後は西高東低がかなり強くなり、大荒れである可能性が高い! 寒気が下がって寒いのと等高線が混み合い風も強い! 本当に気をつけて行って来て。』とのこと。山荘のご主人からも、『元旦は少し様子を見て、出発を遅らせるか、瑞牆のみにしてもいいかもね。』と。スタートから少し不安になるも、予備日もあるし、様子を見て無理せず行こうと、富士見平のテン場へ向けて出発しました。
テン場には1時間程で到着。他にテントは3つ程。防寒着を着て、直ぐにテントを組み立てます。1~2人用のmyテントは、やはり冬山2名には狭かったけど、上手に荷物を整理して、ホッと一息、温かいカフェオレで暖をとりました。
夕飯は、なっちゃん特製鳥団子鍋と年越し蕎麦です。雪の中で冷やしたビールも美味しかった。夕食後、富士見平小屋で呑んでいた、おじさんとお兄さんにお声をかけられ、ウイスキーのお湯割とおじさんお手製のモツ煮込み風鍋を少々戴きました。すっかりお酒がまわり上機嫌のお二人は、翌朝お兄さんが発熱し、金峰-甲武信の縦走計画を断念し下山して行きました。街でも山でも呑み過ぎはいけません。
金峰山小屋や大日岩付近でテントを張っていた方々とすれ違いながら、山頂付近の情報収集。稜線上で風の強いところはあるが、通過可能とのこと。雲は早く流れるも、日差しもさし、山頂からの奥秩父の景観に期待が膨らみます。
砂払ノ頭の直下に到着し、休憩をしながら最終の防寒防風対策。ここからはアイゼンを装着し、顔も完全防備。いざ、五丈石を目指します。稜線からは南アルプスと富士山が見えましたが、南アルプスはすっかり雲に覆われていました。
稜線は山梨県側に絶壁があるも、しっかり歩いていれば、危険箇所はありませんでした。しかし、千代ノ吹上と言われる箇所の通過時、長野県側から強風が吹きつけ、結構びっくり! 五丈石に近づき、風も治まった時にはホッとしました。あのあたりは、常に風が吹き上げてくるのかしら。だから『千代ノ吹上』?!
山頂で記念写真をとり、五丈石の鳥居に初詣?! 『今年一年の登山安全祈願、家内安全、商売繁盛、健康第一、良縁祈願・・・』煩悩は尽きませんね。
14時半過ぎ、富士見平小屋テン場に戻り、晩酌しながら二日目の夕飯はマーボー丼と大根サラダ。歩いた程よい疲れも手伝い、20時過ぎには就寝となりました。
1月2日、明け方3時頃、テントの外は風が強かったのですが、元旦の朝よりも幾分寒さは緩んだようです。6時50分に瑞牆へ出発。31日の他の登山者さん情報で、瑞牆山へ行く途中の天鳥川付近から川が凍り、すっかり氷との話があったので、始めからアイゼンを装着して行きました。その話とおり、川は全面凍結。下山時、ここで少しアイゼントレをしました。
天候は、元旦とうって変わって、青空も出て暑いくらい。石楠花の木々の間、ザレ場や岩の多い登山道を歩いて行きます。
瑞牆山頂は、少々風が強いものの、絶景の富士山が見え、南アルプス、八ヶ岳、浅間山も見えました。富士山以外は、今日も雲の中。下山後、タクシーの運転手さんに聞いたところによると、この年末年始、南アルプス・八ヶ岳は大荒れだったそうです。山域を奥秩父にして本当に良かった。テン場に戻ってテント撤収後、下山。増富の湯で温まり、東京に帰りました。2010年もいっぱい登るぞー。