Member :もときさん(CL)、のりさん(SL)、ひろみん、ちえ蔵(記録)
Timeline :日光白根山ゴンドラ(始発:8時30分)~8:45山頂駅~9:40七色平分岐~12:17森林限界終了~13:10白根山南峰~13:19白根山本峰~15:05山頂駅
関東の最高峰、日光白根山に行って来ました。丸沼高原スキー場のゴンドラのお陰で、前夜発日帰り可能の山ですが、数日前の降雪でたっぷり雪の積もった白根山は、絶好のラッセルトレーニングになりました。
前日30日22時に東京を出発し、もときさんとのりさんの運転で、丸沼高原スキー場に到着。車中でシュラフにくるまり、仮眠をとります。
翌日31日、ゴンドラの始発は8時15分(本当は30分だった。)なので、のんびり準備をしていると、駐車場にどんどん車が入って来ます。みんなスキーやボードを持っており、お山に登るような格好の人は、一人もいません。ゴンドラのチケット売り場でも、「この時期はまだ雪が締まっていないから、登山者は少ないよ。トレースも七色平あたりまでだよ。気をつけて行ってらっしゃい。」と送り出されました。
日光白根山は、丁度1週間前、会山行が行われたところ。その時は今回のルートと反対側の湯元温泉からのルートでした。会山行に参加したもときさんは、ラッセルに大変苦労したそうで、今回の山行は、こちらのルートはどーなの?!と比較することも目的だったそうです。今回も七色平分岐以降、ラッセルになりそうだねと気合いを入れて登山開始。
チケット売り場のおじさんが言うように、七色平分岐まではスノーシューのトレースがありました。ちょっとトレースを外れると、膝上くらいまで潜ることもあります。周りの樹木は雪を沢山纏い、重そうにしています。空気は冷たくて澄んでいて、ほどよくかく汗が気持ち良いくらいでした。そう、まだこの時は・・・。
七色平分岐で休憩がてら、ワカンを装着しました。ひろみんと私は初めてのワカン。二人ともこの山行の為に最近myワカンを購入したので、またテンションが上がります。
分岐から先、白根山山頂へは斜面を南に回りこみながら進みます。このあたりからの積雪は、つぼ足で腰または腹くらいの深さです(身長155cmだと。もときさんなら股下くらいか)。
ワカンでラッセルする際、トラバースの通過は体のバランスがとり難いことが判明。色々試行錯誤をした結果、斜面に正対して蟹歩きをするのが一番歩き易いと感じました。雪が締まっていない高低さを乗り越える為に、両腕・両膝を使って、地道に雪を踏み固めていくことが大切なことも分かりました。
森林限界終了まで、息を切らせてラッセルを続けます。ルートは赤テープを頼りに歩みを進めます。明確な尾根などの目印が無い為、地形図でルートファインディングをするのが、難しいコースでした。
南峰に到着後、ここで十分というのりさん、ひろみんはコーヒーブレイク。時間も押していたので、私ともときさんはダッシュで本峰へ行き、記念撮影。独立峰で風が強いと聞いていましたが、この日の山頂は穏やかで、男体山や中禅寺湖、尾瀬の山々も良く見えました。