Member : すぐりん・まみ
Timeline :
Day 1 奥多摩駅〜中日原〜鷹ノ巣山〜七ツ石山〜奥多摩小屋
Day 2 奥多摩小屋〜雲取山山頂〜鴨沢〜奥多摩駅
2泊3日の「年末年始のんびり奥多摩山行」のつもりでした。が…！
奥多摩駅からバスに乗り、中日原へ向かう。鴨沢へのバスは同じく雲取へ向かう人で満員だが、中日原行きは空いていた。終点で下車し、しばらくは重たい冬靴を引きずりながら雪のない道を歩く。鷹ノ巣山山頂手前あたりは少し凍っており、何度も滑りそうになった。でもその後は、奥多摩小屋付近まであまり雪はなかった。あ…やたらと荷が重たく、積極的に巻き道を選んで行ったからかもしれない。
奥多摩小屋のあたりは、結構な雪が積もっていた。たくさんのテントが張られており、小屋の中もごった返していた。夜は年越し蕎麦。年末年始だからと張り切ってエビス500缶を担いで行ったのに、寒くて進まない。この日ほどお酒が邪魔臭いと思った日はない。
少し寝て目が覚めた。バサバサーーーーと、外張りがはためく。テント本体のサイドの壁も、ガンガンとたわむ。この風に押しつぶされるんじゃないか、飛ばされるんじゃないか、すんごく寒いし…！！と、起きているのか寝ているのか、よくわからない数時間を過ごした。
翌朝、難病の「外に出たくないよ病」と闘いながら外に出ると、わー！西の空に大きな満月、その横には富士山、東の空には太陽が顔を出していた。新年の贈りものだ。
初日の出を堪能したり寒さと闘っているうちに、すっかり出が遅くなったため、今日は酉谷避難小屋まで行こうと計画を変更し、雲取山頂に向かった。すると、雲取の避難小屋には「酉谷避難小屋は土台が崩れそうなため、使用禁止」との張り紙。あらら…。予定を変更し、1日の夜に食べようと思い持って行ったお雑煮の材料を抱え、そそくさと鴨沢から下山した。
まみ
