北八ヶ岳(北横岳‐縞枯‐茶臼-白駒池-渋湯)

2011-12-28

03_積雪期 i_八ヶ岳

Date : 2011/12/23-24
Member : さとこ、ひろみ、まりりん、まり
Timeline :12/23 ピラタスロープウェイ12:00→北横岳→ピラタスロープウェイ→15:00縞枯山荘
12/24 縞枯山荘6:00→7:00縞枯→7:30茶臼岳→9:30白駒池→10:30高見石→12:00渋湯

北八ヶ岳でのんびりホワイトクリスマスを楽しんできました。
メンバーは女子だけかつ小屋泊ということで、食べて、しゃべって、飲んで、笑って、食べて、食べて、しゃべって、という怠惰?な山行になりました。
23日はあずさの座席で集合。向かい合わせにしたボックス席では当然おしゃべりに花が咲きます。2時間はあっという間に過ぎ、気がつけば茅野駅。さらに、茅野駅からピラタスまではバス。3連休初日とあってか、満席でした。そして、ロープウェイのお陰であっという間に標高2,100mへ。文明の利器はすごいその①です。
ロープウェイ駅で身支度を整え、北横岳を目指します。
坪庭には、登山者とスキー客が入り混じり、にぎわっています。

多分北アルプス
 北横ヒュッテをすぎ、南八ヶ岳をバックにしながら北横岳ピークを目指します。

南八ヶ岳バックの北横ピーク手前

そして、あっという間にピーク。登山客もたくさんいます。 さことさんはなぜかツアー客と間違われ、ガイドさんとおぼしき方から握手を求められていました。(たしかに、その後さとこさんと同じようなウェアの方が登ってこられていました)
風は冷たいものの、青空に恵まれ、笑顔がほころびます。



今日の山があっという間に終わり、今日の宿、縞枯山荘を目指します。
ロープウェイ駅から歩いて数十分もたたないうちに到着。ちょっと拍子抜けです。

縞枯れ山荘までの道。ホワイトツリーです

縞枯山荘

 縞枯山荘に入ると暖かい暖炉とこたつが目の前に!素敵☆と、この誘惑に負けそうになるものの、ここはもう一つ心を奮い立たせ、ビーコンの練習をしに、再度雪原に飛び出します。
ビーコンの効果的な使い方には以外と手間取るもののの、3-4回目位には要領も得ることができました。チームワークも重要なんですね。ふむふむ、と実感したころで、暖を求めて小屋へ。
しかし、夜まで時間がまだまだある。やることといえば、、、飲む。食べる。しゃべる。
お菓子をほおばり、ホットワインを飲みながら、ずーとしゃべっている女子。すごいなー女子は。と我ながら思います。
そして、がまんできずに、夕飯作りにいそしみます。今日はトマト鍋→チーズリゾット。なんとこのリゾットには、チーズが一袋丸ごと入っています。これが美味い!ちょっとお米に触れただけでチーズがとろーんと延びて絶品でした。
 

そして、今日はクリスマスイブイブということで、〆はザックに忍ばせたチーズケーキ☆(手作りではない)他の登山者からもケーキ(これは手作りだった)を貰っており、相当お腹一杯。


ふと、外にでると、満点の星空。そんな素敵な光景に、さらに胸まで一杯。

オリオン座
持ってきたお酒をすべて飲みつくし、布団へ。そう、今回は小屋泊り。布団なのです。
「寒さ」といは無縁な環境ですやすや。と思いきや、私はお酒を少し飲み過ぎたのか、しばらくの間は血が体中をめぐっていました。でも小屋なので安心。

24日。さとこさんに、起こされようやく目を覚まします(最近、山で寝坊することが多い)。登山客が眠っている中、朝食(鮭雑炊)を作り、ヘドラをつけて出発です。
朝の山には「静寂」という言葉が本当にあいます。自分たちの吐息と足音しかない中、ゆっくりと登る朝日とともに、私たちも縞枯、茶臼に登ります

静寂

日の出


気がつけば、麦草ヒュッテを経て、白駒池。真っ白な池の上を自分たちの足跡をつけて遊びます。
まりりんは、凍っている池に一度は乗ってみたい、という夢が叶い、絶好調でした。

白駒池の上を歩く

いやー、最高最高と思いながら、高見石小屋に到着。時間もたっぷりあるので、みんなでコーヒーやお茶をのみながら和み、温泉を目指し渋湯まで下山。 渋湯のお湯で冷えていた体もすっかり暖まり、と言いたいところですが、タクシーを呼んだのが渋湯に入った後だっため、なんと渋湯の建屋内では待たせてもらえず(玄関先では待たせてもらえた)、体が芯から冷え切ってしまいました。思わず、サービス業とはなにか、を語り合ってしまいました。

そして、再度あずさにのって東京へ。帰りもボックス席にして、ひたすら食べて、おしゃべりしていました。
全体的に、体を動かす以上に、エネルギーをとっていた幸せな山行でした。
(記録:まり)

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