Member : 組長、テトラオドン(記録)
岩場歩行トレーニング2日目。
妙義神社~白雲山~相馬岳~茨尾根~鷹戻し頭付近まで縦走してきました。
道の駅「みょうぎ」でテント泊。
夜は、地元の人のたまり場?のせいか話し声でなかなか寝つけず、
朝は、カーカーと、カラスの鳴き声で起こされ、寝不足な感じ。
道の駅には登山者は駐車するな!ってことらしいので、
登山者専用の駐車場へ移動、1台も車はいません。
妙義神社南入口から、
妙義神社に入ります。
平日の朝ということもあり誰もいません。
神社は新しい感じです。
妙義神社の本殿は、去年の台風の影響で修復閉鎖中のようです。
本殿脇に、登山口があります。
まずは、「大の字」を目指します。
迷いようがないほどに、「大」「大」・・・、→ に導かれて歩きます。
朝から蒸し暑くて、樹林帯で湿度120%?
汗だくで登ります。
滑りそうな岩に、なが~い鎖。
ここは、鎖に頼らずに。
「大の字」と「辻」の分岐点。
まずは、「大の字」の方へ。
垂直な岩場で鎖がかかってますが、頼らずに登れます。
岩の上に出ると「大」がありました。
麓から見える大きさで、岩に掘り込まれているのかと思ったら、違ってました。
この「大」は妙義神社の妙義大権現を省略した「大」だそうです。
「大」は他にもあるから、「妙」の方がいいじゃないの?
なんて思ったりして、
風もなく、展望もなく、さっさと降りて、「辻」を目指します。
この蒸し暑さは人間にはつらいですが、虫にはちょうどいいようで活発に活動されてます。
「辻」から先は、上級者のみ通行可。
となっていますが、「奥ノ院」までは特に難しいところもなく一般登山道な感じです。
奥の院に到着。
立派な木があり、いい感じです、パワースポットですね、
湿度があって、この感じは、屋久島みたい。
岩窟を奥まで進んでみます。
石積みでしっかり整備されていて、梯子もかかってます。
岩窟内から外を見ると、いい感じです。
岩窟上部からは、光が射して、石仏にあたっています。
石仏には、いろはす がお供えされてました。
満喫してる間に、
一般登山者1名と、自衛隊グループ5人に追いつかれてしまいました。
自衛隊もここで休憩するようです。
無線で、現在、奥の院、ひと ふたまで、ほにゃらら~で、休憩します、どうぞ。
と本部に連絡を入れてました。
組長が、数字の読み方を気に行ったらしく、頂でも今度やってみましょうか?
なんて話になりました。
数字は、「ひと、に、さん、よん、ご、ろく、なな、はち、きゅう、まる」だったかな。
奥の院から岩登りになります。
岩が湿っていて、鎖を頼りに登れそうですが、
安全登山を目指すわれわれは、ちゃんとロープを使って登ります。
「見晴」まで、いくつか、鎖があったり、岩に挟まれそうになったりしますが、どれも難しいところはありません。
「見晴」でも、あいにくの天気で何も見えません。
白雲山頂は、山と高原の地図に「見逃しがち」と書いてあるとおり、見逃しました。
「玉石」までは、痩せ尾根が続きます。
御嶽三社大神の石碑がある「大のぞき」に到着。
霧で、岩峰が見え隠れします。
これは、たぶん、天狗岳かな。
「大のぞき」から、スベリ台状に30m、鎖の下降があります、。
懸垂で降りても良さそうですが、
自衛隊も後ろから来てるので、ここは鎖に頼って慎重に降りました。
30mは長く、手が、かなりサビ臭くなりましたが、高度感があって楽しいところです。
樹林帯を歩き、タルワキ沢のコルで休憩してる間に、自衛隊に先に行ってもらい、
ほんの数分の登りで、
表妙義最高峰の相馬岳に到着。
標高が書いてないですが、1103.8m。
山頂は、平坦で休憩できるスペースもあります。
相馬岳を下り、
茨尾根を歩き、
途中、ほんのちょっとだけ、相馬岳と、裏妙義の烏帽子岩が見えました。
茨尾根のピークを登り、
堀切(ホッキリ)を通過。
いくつかの岩峰を巻いて歩いて歩いているので、今、どのあたりのピークを越えたのか分からず。
とにかく、がんがん進みます。
展望の良さそうな、いくつかのピークを越えて、
「鷹戻し」という難所が近づくにつれて、警告がいくつか出てきます。
危なそうなところには、ちゃんと鎖があるので、気を付ければ歩けるところばかり。
けれど、滑って転んだりすると、大滑落になってしまいます。
午後になり天気はますます下り坂。
縦走してきた茨尾根方面の景色を振り返りながら、
先を急ぎます。
おそらく、このあたりから、「鷹戻し」というところ。
鎖と、
ハシゴが出てきました。
ハシゴから裏妙義の景色がいい感じです!
晴れていれば、
安全のため、鎖にセルフをとりながら登りました。
登りは鎖に頼らずに登れ、難しいところもありませんでした。
鷹戻しの頭を踏んで、雨もひどくなってきたので、休憩せずに先を急ぎます。
ルンゼの二段25mの鎖場は、懸垂下降することにしました。
上段は懸垂で、下段は鎖で。
雨が本降りになってきて、岩も滑りそうなので、東岳、中之岳行きは断念。
中間道、第四石門方面へ下山することにしました。
中間道に出て、第四石門。
立派です、秋とか、涼しい季節に、中間道をハイキングするのも楽しそうです。
第二石門、かにのこてしらべとかいうところを通り、一気に林道まで下山。
まずは、昨日やられたので、気になるヒルをチェック。
今日は、セーフ!
林道と遊歩道を歩いて、妙義神社まで戻ります。
遊歩道は、梅雨らしい雨、湿気で、うっそうとした雰囲気がいい感じです。
土日で天気が良ければたくさんの人が歩いていそうです、
小走りで妙義神社まで戻り、
妙義ふれあいプラザ もみじの湯に浸かってから帰りました。
8時間半くらい、アップダウンがあったので歩きごたえがある山行でした。