Date : 2013/02/24
Member : もとき、まり、aoさん(他会)、fullさん(他会)、組長
Timeline :湯川白髭右岸エリア

アイスクライミングで有名な湯川に、世田谷山友会の皆さんと合同でアイスを楽しんできました。


先週に引き続きアイス。今週は宝剣のバリの予定だったけど、最強寒波襲来でまさかのロープウェイ運行中止。まあ行けても稜線で敗退する可能性が高いので、まあしょうがない。お天道様にはかなわない。それじゃあってことで、今週もアイス。山遊びをオールラウンドにやっていると、どれも中途半端な実力しか付かないかもしれないけれど、オールラウンドにやっているからこそ、こうやって貴重な週末を無駄にせず、楽しめるのだ。雪山には行けなくてもアイスはできる。へたくそでも本人が心から楽しければそれでいいのだー。

つーことで、一度は行ってみたかった、アイスクライミングで有名な湯川へ。
今回は世田谷山友会の皆さんと合同。沢ヤのaoさん、アルパインクライマーのfullさん。頂からは、最近腰痛やら何やらですっかりジジイとなってしまわれた前会長のもときさんと、今週末も超冬型で上州武尊がつぶれて雪山の神様に見はなされた女、まり姉さん。そして、最近、ようやく社会の目というプレッシャーに気付き始めアホな自分。まり姉さんは、アイス初。「あのカマキリみたいなのをやるのー??」とアイスと縁遠かったまり姉さんを、人数増やした方が車代が安くなると、割り勘要員で召集(ウソですよ・・・いやホントかも)。まあとにかく、なんでもやってみなはれ。。。

ってことで、日本一星空のきれいな街という肩書のド田舎を抜け(何処とは言いません・・)、湯川に到着。灯明の湯の先から道路はすっかり凍結し、雪の轍もだいぶ深く、aoさんヴォクシーは今日の核心を迎える。ヴォクシーのローンまだ終わっていないと、aoさんの悲痛の叫びが届いたか、一度、タイヤがスタックするも何とかギリギリで一番上の駐車スペースまで行けました。普通の車はあんまり頑張らない方が無難なアプローチです。

しかし、苦労してついた湯川だったけども、下に下りて氷を見てみると、状態がかなり悪い。修行の滝は下部が切れていて、氷の内部に滝がごうごうと流れている。登れやしない。乱菊エリアも大きなつららがたくさん折れていて、素人目にも状態が悪いのが分かる。こりゃ無理か・・・おとなしく岩根山荘か・・・と、なんとなくしょぼくれていると、もときさんが初心者エリアである白髭エリアは登れそうということなのでいってみると、確かにこれならいけそう、ということで、今日一日はここで遊ぶことに決定。白髭には一番乗りでしたが、結局この日、3、4パーティーが一緒にここで遊ぶことになりました。
白髭左岸


白髭右岸
 
白髭左岸は、氷の状態がだいぶ悪そうだったし、トップロープを張るのが面倒そうなのでパス。左端から歩いてトップロープが張れる右岸に2本張りました。
まずは皆さん、階段状の簡単なところで遊ぶ。アイス初のまり姉さんもさすがに秋パンで鍛えているだけあって(??)、こんくらいは簡単に登る。ただ、何となくフニャフニャしている笑。女子アピールなのかよく分からないが、フニャフニャ~ってアックスを振り上げて、ペッタンコ、と打ち込んでいる。アイゼンワークもおぼつかない。。女性はやはり上腕の筋力が男性よりも少ないせいなのか、アックスの打ち込みに力強さがない。まあ女性にもよるでしょうが・・・。
ていうか、まり姉さんのアイゼンは10本詰めで先もとがってないし、なんとなく靴にもあっていない。それは登れませんよね。見かねたaoさんが、やすりで前ツメを研いであげる。aoさんパンプ・・・笑。
続いて、それぞれバーチカルな方へ。
バーチカルといっても短いしそれほど難しくはない。もときさん、さすがのムーブ。しっかりとアイゼン、アックスを決めている。aoさんも自分もよく分からない昭和の話をしながらもさすがに要領よくささっと登る。fullさんは、重心の取り方や腕の使い方がしっくりきていないらしく、少々苦戦している。自分は、トップロープだってこともあるので、わざわざややこしいところを登る。





終盤になると、アックス・アイゼンワークにこなれてきたまり姉さんのクライミングもだいぶ落ち着いてきた。さすが。
左岸は日当たり良好


天気もなかなか良い。気温もそれほど低くない。ただ、木の上の風は時折かなり強く吹いており、今いる沢筋は穏やかだけれども、稜線はヤバいんでしょう。今日、八つをやっているクライマーの皆さんお疲れ様でした。
まあそんなこんなで、山の話やら、それぞれの会の話やらをしながら、のんびりまったり楽しみました。

帰りは灯明の湯でしっかりと地元に銭を落とす。温泉成分なのかただの汚れなのか分からないけれど、茶褐色の良い湯でした。寒い露天のぬるま湯源泉はちょっといただけなかったけれど・・・。帰りの高速は少し渋滞したけれど、aoさんの親父とはかくあるべきだという含蓄ある??話を親父候補のもときさんと、たぶんいつかお袋候補のまり姉さんがへぇーっと聞いていたりと、まったりムードで帰宅。aoさんは、山友会は、じいさんばあさんばかりだというけれど、頂には、じいさんばあさんがいない。若い人(若め???)が多いのは確かにいいことかもしれないけど、時に豊富な山経験を語ってくれたり、それを人生論に昇華させていろいろと話してくれたりするベテランさんがいるというのはやはり羨ましい。時々よく分からない脱脂粉乳の話とかも出てくるけど・・・。

まあ、とにかく、aoさん、fullさんお疲れ様でした。合同山行も楽しいですね。また是非やりましょう。

(組長)



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