Member : みの、U-16、ヤマ
Timeline : 林道駐車スペース~子持山登山口~獅子岩南壁基部~獅子岩頂上~子持山登山口~駐車スペース
Author : ヤマ
Author : ヤマ
実はこのブログを書くのは、2021年4月で、最近書かれたクマの子持山のブログに触発され、遅ればせながら投稿します。うる覚えになるますが1年半前に戻り、思い出にふけりながら書かせていただきました!
雨が止んで、果たして岩が乾き登れることができるのか?
そんな心配をしながら行ってきた記憶があります。
そして、前日、U-16とマッキーは沢登り。案の定マッキーは、無いと思って油断したのか、よくある理由で連絡つかず急遽3人での山行となりました。
結果は、いい意味で期待を裏切り、快晴。岩も乾いており、かなり気持ちの良い爽快なクライミングができました!マッキーは悔しかったはず(笑)
林道駐車スペースで登山道を整備している人に会い、「ワシが整備した!」という尾根からのアプローチを半ば強引に案内された。でもこれが大正解!遠回りにはなるが、これから登るカッコいい獅子岩を遠くから見ることができます。遠くから見ると獅子岩という意味が分かります。時間に余裕があればオススメのアプローチです。
遠くから見ると確かに獅子だ |
なんか似てる |
今回、登ったのは左のノーマルルートの7ピッチのグレード5.8。今回は確か5ピッチでのぼりました。隣には5.9+の右ルートもあります。次回行く時は挑戦したいものです。
上記事情により、3人での登攀になったが、シングルロープが2本しかなかったため、システムは、みのをハブにしてちょっと重いがダブルロープのようにしてU-16とヤマにそれぞれ結んで登攀しました。パワフルなみのがいてくれて良かった良かったw!
ここからはかなりのうる覚え、取付きではこの時期ならではの蜂に襲われて一時パニックのアクシデントもあったが、とりあえず取り付く。
1P目はみの、その後の私とみので交互にリードしました。岩に慣れてないのもあり、若干難しく感じた箇所があり、簡単ではありませんでした。
核心と言われる3P目(4P)はみのがリード。ここまで来るとかなりの高度感がある。少しムーブと保持力が必要な場面があったが順調に通過した。U-16は苦労していましたw(動画参照)
4P目(5・6P)は、ヤマがリード。快適なスラブからの、ちょっと難しいムーブのフェイス。フェイスは左から巻くことはできるが、ここは直登するのがオススメです。
4Pと5Pの間にはテラスがあり休憩できます。
5P目(7P)は、頂上直下の短いフェイス。若干ボルダーチックなムーブで登ることができます。
そのまま、登山道から取付きに戻り、沢方面の登山道から下山。
ちなみに、この岩は逆層でガバ的なホールドは少ないです。最初はかなり怖いが、慣れればコツが分かり浅めのホールドでも掴めるようになります。
初級コースですが、それなりの登攀力とシステム構築ができた上で登ることを推奨いたします。
1P目 |
ここまで来ると高度感がある |
右ルートからこちらのルートにエスケープするためのロープ? |
3P目 |
核心 |
4P目のスラブを登り切ったところ |
4P目のフェイス |
最後の5P目 |
眺めも最高です! |
今振り返ると、講習や、ジムでの自主トレ、そしてこれまでの山行を通じて、
みんなとここまで登れるようになったのが何よりも嬉しく思った山行でありました。
他の会員、これから入る会員の人も、山に真剣に向かい合えば登れるようになることを知って欲しいと思ったのでした。