Member :Tom、まゆ、うの、こう
Timeline :10月8日 9時頃~16時半くらい
Tomより10月の3連休、小川山廻り目平でのクライミング&焚火へのお誘いがあり、その際、念願だった、小川山屋根岩2峰セレクションに行ってきました。
※今回、セレクションだけが目的ではありませんでしたが、私の個人的な熱い思いもあり、タイトルは“小川山屋根岩2峰セレクションルート”とさせていただきました。
10月8日(土)
行きの車の中で、翌日の午後から雨予報が出ていた為、2日目に予定していたセレクションを前倒しして行くことに。
テント設営を終え、取りつきについたころには、たくさんのパーティーが順番待ち。
さすがに待っていられない為、Tomの提案で、屋根岩3峰と4峰の間のエビのシッポの下で、5.10a~5.10dのフェースルートが4~5本まとまったエリア(トポ不掲載)に移動。
前日の雨の影響もあり、水が滴っている箇所もあるが、風通しが良く、岩は乾いている。
岩に触ると冷たく、ガバをもっているはずなのに、徐々に指の感覚が無くなって、ついでに握る力も無くなっていく。
気温は10℃弱。そろそろ小川山のシーズンは終了ということだろうか。
私は久々の外岩ということもあるのか、あっという間に腕がパンプし、フォールしまくり。来年はもう少し外岩に行く回数を増やそう。
夜はナナーズで食材を調達し、焚火&宴会。
焚火の力も有り、寒さは感じなかった。
十三夜のお月さま。
10月9日(日)
セレクションの取りつきに着くと、1パーティーが登攀中で、もう1パーティー(ガイド?) が準備中。岩は前日よりも乾いていて、昨日ほど冷たくない。
組み合わせは下記。60mシングルロープ使用。
Tom(オールリード)×うの(オールフォロー)
まゆ(偶数ピッチ)×こう(奇数ピッチ)
〇1ピッチ目
ハンドクラック(5.7)
Tom×うのが先にスタート。
後続のパーティーが次々と待機し始めた為、時間短縮の為、ハンドクラックとダイヤモンドスラブはつなげて登攀。
ダイヤモンドスラブ(5.8)
ボルト間隔が長く、意外に緊張感が続く。
〇2ピッチ目(5.6) ※画像なし
トラバースからのチムニーへ。
〇3ピッチ目(5.8)
木登りからのクラック、フェイス
〇4ピッチ目(5.7)
ハング下にカムをセットするTom。
ルンゼを下り、ハング下をトラバース
〇5ピッチ目(5.9)
ワイドハンドクラックを直上し、登攀終了。
3峰にはRCC神奈川ルートを登攀中のパーティーが見える。
下降は、ラッペルリングのついた支点を使い、一旦20m懸垂。
その後、20m下にも支点があったが、一気に50m懸垂(下部は空中懸垂)。
ただ、ロープ回収の際に、岩の形状から引いたロープが落下の勢いで後ろの松の木に引っ掛かり、回収の為、木登りをすることに(事故防止の為、木の幹で中間支点を取りながら)。
懸垂は、刻んで3回で下りればトラブルは無かったと思われる。
ギアを整理しながらスマホで雨雲レーダーを確認すると、雨雲が近づいているとの事で、ショートルートはあきらめて下山することに。
14時過ぎに廻り目平の駐車場到着した途端、ぱらつきはじめていた雨が本降りに。
登攀中は渋滞で、それぞれの終了点での待ち時間は長かったが、岩も冷たくなく快適なクライミングを楽しめた。
セレクションへの思い
セレクションは、2年ほど前、ボルダリングを始めてまだ2か月くらいの時に、外岩は初めてにもかかわらず、当時、クライミングを習っていたガイドに誘われ、オールフォローですが登攀し、高度感からくる爽快感に加え、カムなどの登攀ギア、そしてスラブ、クラックなどの岩の形状と、見るもの触るものすべてが初めてで衝撃的でした。(今思えば、かなり無茶なガイドさんだった)
それ以降、技術や安全管理を身に着け、セレクションを登る事が一つの目標でした。また、昨年、この会に入会した理由の一つでもあります。
来年になりますが、更にトレーニングを積んで、3峰のレモンルート、RCC神奈川ルートにチャレンジしたいと思います。
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〇中村農場
八ヶ岳卵のプリン
濃厚で大変美味しかったです。
〇郷土料理奈良田(甲府)
下山した時刻が中途半端で、空いているお店が無く、美味しい物を食べて帰ろうとの事で、下道を走行し、開店する17時に合わせて入店。
各々、甲州牛ハンバーク定食、甲州かつ丼、親子丼などをオーダー。
美味しくてリーズナブル。