小川山屋根岩2峰セレクションルート

2022-10-08

07_クライミング(ボルダリング含む) e_奥秩父・奥武蔵

Date : 2022/10/08-09
Member :Tom、まゆ、うの、こう
Timeline :10月8日 9時頃~16時半くらい
     10月9日 7時半~14時くらい
Author :こう

Tomより10月の3連休、小川山廻り目平でのクライミング&焚火へのお誘いがあり、その際、念願だった、小川山屋根岩2峰セレクションに行ってきました。

※今回、セレクションだけが目的ではありませんでしたが、私の個人的な熱い思いもあり、タイトルは“小川山屋根岩2峰セレクションルート”とさせていただきました。

10月8日(土)

行きの車の中で、翌日の午後から雨予報が出ていた為、2日目に予定していたセレクションを前倒しして行くことに。

テント設営を終え、取りつきについたころには、たくさんのパーティーが順番待ち。

さすがに待っていられない為、Tomの提案で、屋根岩3峰と4峰の間のエビのシッポの下で、5.10a5.10dのフェースルートが45本まとまったエリア(トポ不掲載)に移動。

前日の雨の影響もあり、水が滴っている箇所もあるが、風通しが良く、岩は乾いている。

岩に触ると冷たく、ガバをもっているはずなのに、徐々に指の感覚が無くなって、ついでに握る力も無くなっていく。

気温は10℃弱。そろそろ小川山のシーズンは終了ということだろうか。

私は久々の外岩ということもあるのか、あっという間に腕がパンプし、フォールしまくり。来年はもう少し外岩に行く回数を増やそう。 



今年、クライミングを始めたばかりとは思えない動きと果敢な攻めの“うの”


夜はナナーズで食材を調達し、焚火&宴会。

焚火の力も有り、寒さは感じなかった。

十三夜のお月さま。


10月9日(日)

セレクションの取りつきに着くと、1パーティーが登攀中で、もう1パーティー(ガイド?) が準備中。

岩は前日よりも乾いていて、昨日ほど冷たくない。

組み合わせは下記。60mシングルロープ使用。

Tom(オールリード)×うの(オールフォロー)

まゆ(偶数ピッチ)×こう(奇数ピッチ)


〇1ピッチ目

ハンドクラック(5.7)



Tom×うのが先にスタート。

後続のパーティーが次々と待機し始めた為、時間短縮の為、ハンドクラックとダイヤモンドスラブはつなげて登攀。

 ダイヤモンドスラブ(5.8)

ボルト間隔が長く、意外に緊張感が続く。


〇2ピッチ目(5.6) ※画像なし

トラバースからのチムニーへ。

 

〇3ピッチ目(5.8)

木登りからのクラック、フェイス


渋滞の為、ルンゼの手前の立木でピッチを切る。 
眼下に広がる景色。

〇4ピッチ目(5.7)

ハング下にカムをセットするTom。


ルンゼを下り、ハング下をトラバース


〇5ピッチ目(5.9)


ワイドハンドクラックを直上し、登攀終了。

 

3峰にはRCC神奈川ルートを登攀中のパーティーが見える。

 

下降は、ラッペルリングのついた支点を使い、一旦20m懸垂。

その後、20m下にも支点があったが、一気に50m懸垂(下部は空中懸垂)

 

ただ、ロープ回収の際に、岩の形状から引いたロープが落下の勢いで後ろの松の木に引っ掛かり、回収の為、木登りをすることに(事故防止の為、木の幹で中間支点を取りながら)

懸垂は、刻んで3回で下りればトラブルは無かったと思われる。

 

ギアを整理しながらスマホで雨雲レーダーを確認すると、雨雲が近づいているとの事で、ショートルートはあきらめて下山することに。

14時過ぎに廻り目平の駐車場到着した途端、ぱらつきはじめていた雨が本降りに。

 

登攀中は渋滞で、それぞれの終了点での待ち時間は長かったが、岩も冷たくなく快適なクライミングを楽しめた。

 

 

セレクションへの思い

セレクションは、2年ほど前、ボルダリングを始めてまだ2か月くらいの時に、外岩は初めてにもかかわらず、当時、クライミングを習っていたガイドに誘われ、オールフォローですが登攀し、高度感からくる爽快感に加え、カムなどの登攀ギア、そしてスラブ、クラックなどの岩の形状と、見るもの触るものすべてが初めてで衝撃的でした。(今思えば、かなり無茶なガイドさんだった)

それ以降、技術や安全管理を身に着け、セレクションを登る事が一つの目標でした。また、昨年、この会に入会した理由の一つでもあります。

 

来年になりますが、更にトレーニングを積んで、3峰のレモンルート、RCC神奈川ルートにチャレンジしたいと思います。

---------------------------------

〇中村農場

八ヶ岳卵のプリン

濃厚で大変美味しかったです。

 

〇郷土料理奈良田(甲府)



下山した時刻が中途半端で、空いているお店が無く、美味しい物を食べて帰ろうとの事で、下道を走行し、開店する17時に合わせて入店。

各々、甲州牛ハンバーク定食、甲州かつ丼、親子丼などをオーダー。

美味しくてリーズナブル。




このブログを検索

人気の投稿

最近の投稿

Archive

QooQ