沢リーダー講習@軍刀利沢・熊倉沢右俣

2023-07-22

06_沢登り f_奥多摩・高尾

Date: 2023/7/22
Member: 下記参照
Timeline: 8:50活動開始‐9:30軍刀利沢入渓‐12:45軍刀利沢脱渓‐13:10軍荼利山頂上‐14:00熊倉沢入渓-15:00熊倉沢脱渓-15:30終了
Author : みん

チームA: リーダー組長、まり 受講生じょーじ、えりな
チームB: リーダーバード、まっちゃん 受講生トモキ、りょう
チームC: リーダーフジ、ひがし 受講生こう、J、みん

リーダー講習は人気の山行で、総勢13名の大所帯となったため3チームに分かれての活動となった。地形図を見ながら、現在の標高と特徴のある地形を頼りに入渓地点を探す。いつもはGPSとピンクテープ頼りのみんは、入渓地点も見つけられなかった。

ミニゴルジュを歩く。4メートル2段の瀧が出てくる。直登できそうだが今日はリーダー講習なので積極的にロープを出す。Jがリードで行く。どこに支点を取るべきが考えながら登る。ひがしが支点確保のサポートをする。

ハーケンの種類やハーケンを打つ時のコツ、注意点を教えてもらう。バイルはリードだけが持っていればよいものだと思っていた。フォローも買わないといけないのか。上り下りの切りかえがスムーズだから、沢にはATCよりエイト環がいいらしい。納得。
はーけん

6mの滝はみんがリードで行く。滝の落ち口におあつらえの木を発見。全員登攀後にわかったが、この木は根がゆるくなっていた。大きく荷重をかけたら抜けていたかもしれない。

軍刀利沢の脱渓前の最後の滝はこうがリード。こうは支点を岩でとっていた。インラインをうまく利用して、フォローが落ちても自分に負荷がかからないように支点を取っていた。美しいロープワークは見習いたい。

受講者全員がリードを経験したところで、脱渓ポイント。右手に抜ける支沢を見誤らないように高度と地形から見極める。右手には脱渓ポイントのほかにも2本の支沢があった。

脱渓後しばらく歩くと軍荼利山頂上に着いた。ここで全チーム集合して昼食。

昼食後、次は熊倉沢右俣の沢下降のため入渓ポイントを探す。意外と道が悪かった。入渓後は全チーム一緒に懸垂下降でどんどん沢を下降していく。熊倉沢下降は一瞬で終わった。

15:30、落合橋に到着。瀬音の湯に入って、みんなで拝島で打ち上げ。おわり。


=========受講者の感想=========
みん
滝上に良い支点がない場合、支点のある所まで離れてしまい、結果滝下のメンバーとの意思疎通がとれなくなるという経験があったのですが、支点確保したあとに落ち口付近まで戻ってビレイをする方法を教えてもらえたことが一番の成果でした。他、読図をさぼりがちだったので、他の受講者と読図力の差が如実に出てはずかしかったです。たのしいだけが沢登りじゃないな、と感じました。学びの多い沢山行を経験させていただき、ありがとうございました。

りょう
講師陣のみなさま、沢リーダー講習ありがとうございました!支点の選び方やルーファイ、地形の判断など、現場での考え方がとても勉強になった1日でした。沢登りで自分がリーダーをできるのはいつになることやら、と思っていましたが、この会山行をスタート地点に簡単な沢から自分たちで経験積んでいきたいです!

じょーじ
遡行しながら気をつけるポイントやリードから支点構築をどうするかなどをその都度教えてもらうことができて非常に勉強になりました。総合力が試される沢登りで安全にリーダーできるように経験積んでいきたいです!講師の皆様ありがとうございました!!

えりな
エスケープルートや地図を毎度出さなくてもいいように、地図をよく見て頭にいれること。つぎの展開が予測できるようになったほうがいい。そうすると高巻きあとのイメージをもてるようになる、と学んだ。講師の皆様ありがとうございました。

トモキ
昨日は沢リーダー講習に参加させて頂きありがとうございました。
講師陣の方々とマンツーマンで色々教えていただくことができ勉強になりました。
どうもありがとうございました。

こう
入会3年目となりますが、ベテラン先輩が先生となり、会員に指導するようなことは、沢では初めてで、加えて、受講対象を絞り、実際の川を遡行しながら行う事で、沢に特化した読図や安全確保の方法、考え方について、学ぶ事が出来たと思います。
これらの知識を忘れないように、実際の山行で復習・実践し、後輩にも伝えていければと思います。

頂に入ってから沢登りを始めて、沢登りって夏のレジャーではなく危険を伴うバリエーションだということを痛感しはじめ、自力でも行けるようになりたいと思い始めていたタイミングで、沢リーダー講習に参加することができて、とてつもなく学びが多かったです。いかに自分が連れて行ってもらっている状態だったかを再認識しました。
支点構築やロープワークなどの技術ももちろんですが、地形の判断や現在位置の確認がとても勉強になりました。地形図を頭に入れておくことや、エスケープルートとなる緩い沢の確認など、事前の準備はどれだけしてもしたりないなと感じました。生徒一同で実践山行に行って、精進したいと思います!
















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