Member :ちえ蔵、さだ、くま
Timeline :
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16日:0830大清水駐車場、1545:1790m付近幕営地
17日:0540幕営地、0720小松原湿原、1300大清水駐車場
Author :くま
Author :くま
海の日3連休、当初は飯豊連峰を計画するも、東北地方の大雨を避けて、1泊2日の尾瀬湿原につきあげる沢旅となりました。
当会の記録では、2011年のこれがありました
ちえ蔵、くまは数年来の沢泊。さだは2回目の沢泊。ちょっとみんなソワソワしてたように思います。案の定、入渓前、入渓直後、2パーティーの釣り人に出会って、私は釣竿を忘れたことに気づきました。
しばしの林道歩きが暑かった
林道から入渓点がちょっと悪いものの、笹をひっつかんで入渓。直後から、この沢のハイライト、とはいえロープ出さなくてもいける感じの小滝が連続します。泊り装備は重くてバランス取りづらい、などぼやきつつ。
大滝は、いったん眺めたのち巻きます。巻き道の入り口がちょっと樹木に覆われ見にくかったものの、一旦はいってみれば、すぐに落ち口まで戻れて、思ったよりあっさりクリア。
ゴルジュの先に大滝。ゴルジュの手前で巻いた
あれ、時間が思ったより厳しい?とも思いましたが、これ以降は難所もなく、ほどよくナメた渓相などに癒されつつ、「ここテンバにできそう」などと尾瀬の不動産事情を品評しながら、1790付近で初日の遡航を完了です。
他会の記録などにも多数記載された1790の二岐、先行1パーティーがいましたが、合計3パーティーくらいは快適に過ごせそうな場所が、沢のあっちこっちに点在していました。
前日までの雨模様で、湿った薪ばかりでしたが、さだ持参の100均火吹き棒のおかげで安定した火を得て、ちえ蔵作の枝豆おつまみや夏野菜たっぷりカレーやら頂きながら語らいの時間をすごしました。これぞ沢。
さだはあえてのツェルト泊体験
心配された夜の雨もなく、翌日は、6時前に行動開始。
約1時間で小松原湿原。くまは膝下まで泥にはまってビビるも、湿原美しさに癒されます。
小松原湿原
その後、急登を経て登山道に乗り、倒木の多いやや荒れた登山道を少々。すぐにブナ沢の下降にはいります。前半は急斜面ながらも階段状でしたが、後半、ぬめる、逆層、明瞭な確保支点もなし、というなかで、おっかなびっくり降りました。記録によると、懸垂で降りた個所が複数あるパーティーも多いようです(我々は結局ロープは出さず)
おっかなびっくりのブナ沢の下降
初日は、テン泊装備でも無理なく登れる小滝とナメ、変化に富んで飽きさせない渓相。快適な泊地。2日目のブナ沢下降は、若干わるくて、ロープもなくてもいけるが、よくもない、という感じでしたが。総じて、初心者でも楽しめる、会山行の泊沢に向いた沢だなと思いました。2日目は、ブナ沢下降か、登山道下山かは、人数や参加者の経験次第で判断かな、と思います。
天気にも恵まれ、久々の沢泊まりを満喫できた良い旅でした。