前川大滝沢

2023-07-02

06_沢登り b_東北

Date: 2023/7/2
Member: ぱいせん、犬歩き、みん
Timeline: 8:00入渓‐9:00大滝‐13:00脱渓‐14:15滑川温泉
Author: みん

山形県米沢市の前川大滝へ。最高の夏の始まり!

前川大滝はアプローチがなんと3分。いままで行った沢の中で一番アプローチが短い。
入渓してすぐにナメ。すでに美しい。迫力のあるように見える滝も意外とフリクションがきいて、サクサク登れる。

この沢は鉄の成分が入っているようで、沢の水は舐めると酸っぱい。そんな性質からか、生き物もいなさそう。苔もないので本当に沢がきれい。

1時間ほど歩くとゴーっと音が聞こえるようになる。近づくにつれて音はますます大きくなる。ふと見上げると大滝が目の前に!大迫力である。この大滝は頂のしげさんが以前4ピッチで登攀したとのこと。こんな水量の滝、どうやって登るのか。大滝を観察すると、しっかりしたボルト発見。

いつの日かの大滝登攀を夢見て、今回は右岸から高巻く。大滝は120メートルなので、同じく120メートルほぼ直登の高巻きだ。息を切らして木の枝をつかんで登っていく。登り切ったら右手にトラバース。一か所、滑ったらそのまま下まで落下してしまいそうな箇所があったのでパイセンにフィックスロープを渡してもらう。トラバースがおわったら大滝の落ち口にでる。落ち口にも終了点ボルト発見。

しばらく歩いたり、泳いだり、へつったり、ドボンしたりして、小休憩。この日は梅雨の晴れ間のような日で、前日までの曇天が嘘のような快晴だった。

大滝の後は傾斜の少ない小滝の連続で、どれもロープなしで登ることができた。今回は潜滝まではいかず、右岸の支沢(桶木沢?)に入って登山道にでることにした。

脱渓後はしばらく藪漕ぎだった。みんは初めての藪漕ぎに苦戦。すると学生時代に10日間の藪漕ぎ合宿なる過酷かつクレイジーな訓練を積んだ犬歩きが先頭をかわってくれた。犬歩きの作ってくれた道を進むこと30分、普通の登山道にでた。

登山道からも大滝がみえる。こちらから見るほうが全体が見えてより大きく感じる。

下山後、飯坂温泉によって帰宅。おつかれさまでした。

みん余談
沢山行の前日にサクランボ狩りいきました。食べたことない品種をいただきました。
お宿は滑川温泉。温泉を堪能し、おいしい朝ごはんをいただき、、一度で何度もおいしい山行でした。夏の名物企画にしてほしいです。枠があれば来年も行きたいと思いました。
大滝の高巻きはすこし息が切れましたが、それ以外終始癒し沢で沢初心者の方でも問題なく楽しめると思います。








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