Date : 2009/10/04
Member : すぐりん、もときさん、ぬまちゃん(ゲスト)、たなか(記録)

土曜日の午前中まで雨が降っていましたが、午後から天気が回復しているようでしたので、日曜日は壁が乾いていることを期待して越沢バットレスに行きました。

今回は、pump2で一緒に練習しているぬまちゃんもゲスト参加です。

8時25分に鳩ノ巣駅に集合。10時頃からクライミングを開始。壁の下の方は濡れていたが、上の方は乾いておりホットする。

すぐりんと、ぬまちゃん、もときさんと、たなかがペアを組む。ルートはよくわからないが、おそらく、1ピッチ目は名前のないⅣ級ルート、2ピッチ目は右ルート(Ⅳ+)から右の滑り台を登る。1ピッチ目は特に問題なし。

2ピッチ目は通常は途中でピッチを切るようだが、50mロープで上まで行けるので、ピッチを切らずに登る。途中3つにルート(右、左、真ん中)が分かれている。すぐりんは左を登っていた。私は登るにつれて、どんどん右に追いやられていく。真ん中を登ろうとしたが、支点がなく、ランナウトしそうなので、勇気がわかない。右を見ると、少し上にペツルが輝いていた。輝きに吸い寄せられ右を登る。途中、ヌンチャクとカラビナを使いきってしまった。支点が取れないので、最後の方はハーケンにスリングをかけA0で慎重に登った。

2回目は、4人で2本のロープで登る方法を試した。この方法は、来週予定している八ヶ岳で、時間短縮のために使ってみようと考えている。方法は下記の通り。(なかなか文章ではうまく表現できない)

①1本目のロープの末端から4m上にエイトノットで長さ40cmの輪を作る。さらにその輪の先にエイトノットを作りチョンガケし、1人つながる。ロープの末端にはもう一人つながる。
②2本目のロープは、末端に1人繋がる。
③リードは2本のロープを引いてダブルロープのシステムで登る。
④ビレーポイントについたら、1本目のロープに対しビレーを行う。これで2人同時に登る。2人がビレーポイントについたら、リードは次のルートを登る。ビレーは2人の内の1人が行う。
⑤2本目のロープを残りの人がビレーする。

実際にやってみて、下記のことがわかった。
・2人ペア、2組で登ると比較して、時間は短縮される。
・1本目のロープの中間の人が登った後は、末端の人をビレーするためには、別のビレーシステムを作る必要がある(面倒なので、腰がらみでビレーした)
・2人同時に登っている際、ビレーヤーともう2人が直線上に並んでいない場合、末端の人が落ちると、中間の人まで引っ張られてしまう。
・中間と末端の人のキョリは4m以上離れることができないため、末端の人が登ってこないと、中間の人が上に登れなくなる。

中間の人は末端の人との距離を考慮して登らなければいけないのが少し難しいです。基本的に絶対落ちないと自信があるルートで時間短縮のために使う方法だと思いました。中山尾根だと、核心のピッチ以外ならこの方法で十分だと思います。小同心は行ったことがないので、慎重に3本のロープを使った方が良いかもしれません。(本来は2人の2ペアですが、今回は、4人で登る予定なんです)

先週の三ツ峠に続き、今回もいい練習になりました。

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