Date : 2009/10/31
Member : もとき、ウロタ
Timeline : 寄バス停(9:00)ー寄沢ー雨山峠ー雨山(13:00)ー檜岳ー南東尾根ー寄バス停(15:30)

去年とほぼ同じ時期に、丹沢の檜岳に行きました。今回もテーマは地図読みです。新松田でバスに乗り、寄バス停で下車。40分ほど林道を歩き、寄沢の左岸を歩き始めます。アプローチがよいのが、このコースのいいところです。前回のメンバーは、僕、ひでピョン、イチコ、KMT、YMTでした。

まずは、寄沢です。目印がふんだんにあるため道に迷うことはありませんが、地図上の道と実際の道が異なるため、現在地確認が非常に困難です。ウロタと随分考えましたが、中盤までは決定的な確証は得られず、悔しい思いをしました。人工物や沢、尾根、遠くの山などの手がかりを見つけては、地図とにらめっこを繰り返します。後半、「618」を過ぎたあたりで、現在地をほぼ特定できるようになりました。去年とあんまり変わんない気が…。

その後、地図よりもかなり高い位置のトラバースを過ぎ、沢道に下りてからがこのコースの核心です。鉄の階段で小尾根をまたぐと、大きな涸沢に出ます。雨山峠までの正しいルートはその沢を直進ですが、左右から流れ込む無数の沢の全てにピンクのテープが垂れており、紛らわしいことこの上ありません。去年、間違えたルートも確認できました。あの時はガレガレの急な沢をむりやり登りましたが、落石がイチコの頭を直撃するなど、散々な目に遭いました。さらに、尾根に出ると「右手に鍋割山」のはずが「左手に鍋割山」があり、衝撃を受けたものです。今回も先攻パーティが間違えたようで、「とても登れる道ではないよ」とのこと。「登れますよ、別に」と言いたい衝動は抑え、彼ら同様、正しいルートを進みました。

雨山峠〜檜岳は、丹沢らしい風情のある尾根道でした。紅葉とぽかぽか陽気、静けさが相まって、素晴らしかったです。雨山山頂で、のんびりお昼ご飯を食べました。

下山は檜岳の南東尾根を使いました。山頂が広いため、尾根を特定するまでちょっと時間がかかりましたが、下山道は明瞭でした。道を探しているとき、30mほど先の木漏れ日のなかに佇む、鹿の親子と目が合いました。食害や山ヒル大繁殖の犯人だと思うと複雑でしたが、神秘的なひとコマでした。途中の分岐も慎重に見極めつつ、速攻で下山しました。

もとき

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