Member : たなか(記録)
Timeline :
1日目 08/19:御神坂口(06:59)~岩手山(10:08)~御神坂口(12:06)
2日目 08/20:滝ノ上温泉(05:02)~葛根田川遡行(05:46)~八瀬森山荘(13:23)~大深沢関東沢右俣下降~大深沢出合(15:45)~三俣(16:40)
3日目 08/21:三俣(05:55)~東ノ又沢遡行~P1384の東側(08:44)~滝ノ上温泉(12:28)
岩手に沢旅に行ってきました。
登山を始めて3年ほど、行き詰まりを感じていた頃に、出会ったのが沢登り、岩登りを初めとしたバリュエーション登山でした。山の世界が一気に広がり、山に行く頻度は多くなりました。
ロープワークを覚え、いろいろな岩、沢に行き、実力がつくことを楽しんでいましたが、段々、違和感のようなものを感じるようになりました。
山を始めた頃は、とにかく山を歩いていることが気持ち良かった。
それが、初級レベルとはいえ、少しづつ危険の高い所に行くようになります。
平日はクライミングジムに通い、週末はちょっと怖い思いをして、山に挑む。基礎体力、運動神経の優れた人であればなんてことないのかもしれませんが、標準程度の才能しか持たない私にとっては、負担に感じ、すぐに限界が訪れることも予想されました。
縦走、岩登り、沢登り、雪山、アルパイン、アイスクライミングと取り組むジャンルの幅は広げていったものの、山/ルートの評価基準が、グレードに偏りがちで、価値観の幅の狭さも感じていました。
幅を広げないと、数年後に行き詰まり、山を続けられなくなると思い、1年ほど前から、草花、山菜、きのこ、釣り、山における環境問題などについて、調べたり、取り組むようになりました。
山深い岩手のおだやかな山で、原生林、釣り、焚き火を楽しみながら沢を登る(山に入る)。まだまだ未熟ですが、少し、山の幅を広げていけるような山行となりました。
しばらく、東北の沢の虜になりそうです。
<西岩手火山の大地獄カルデラ 中央に御苗代湖>
<葛根田川 入渓点付近>
<葛根田川 大ベコ沢出合い>
<葛根田川 淵はだいたい右岸を歩きます>
<葛根田川 源頭部の滝>
<八瀬森山荘付近の湿原>
<大深沢 ナイアガラ滝>
<大深沢・関東沢のイワナ>
<ハナビラタケ>