Member :小倉
Timeline :8/26日 穂高駅（6:40）〜中房温泉（8:00）〜燕岳（12:20）
8/27 燕岳（5:45）〜大天井岳〜西岳ヒュッテ〜殺生ヒュッテ（16:15）
8/28 殺生ヒュッテ〜槍ヶ岳（8:00）〜上高地（13:50）
2泊3日で表銀座を歩いてきました。
直前まで仕事で予定二転三転、25日に穂高に前入りし1泊。
穂高には駅から5分ほどの所に24時間営業のスーパーもあり助かりました。
が、今回新しく購入した75Lのザック。こいつとなかなか心が通わず終始苦しみました…
初日、天気は快晴。
平日なので始発バスは遅く、6:40穂高駅発。
でもすいてるし平日選んで良かった－。
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| 穂高駅がらーん |
そんなウキウキで登山口に着いたら、登山口が青いジャージに席巻されている…
まさかの小学生団体180人！
出発、即渋滞。スタートして1時間は立ち止まる時間も多く、20kgの荷物が無駄に肩に食い込みます。加えてウエスト可動式のザックに慣れず、調整を繰り返しながらの山行となりました。ショップで背負った時は良かったのに、これだけ重くなると全然違うなぁ。
こんにちは地獄で団体抜いて、合戦小屋到着。せっかくだから名物スイカを頂かねば。スイカ売りのお姉ちゃんはアイドル扱いで登山者に写真撮られまくってました。にしてもスイカ旨し。一切れ800円也。
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| 一切れをさらに半分で500円 |
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| スイカ運んでくれるリフト |
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| 頭。奥に槍。 |
合戦小屋を越えると少しずつ展望も開けてきて、苦しみも幾らか紛れ、
沢ノ頭からは槍ヶ岳も見えテンションアップ。
燕山荘に着くと一気に展望が開け、歓声があちらこちらで。
いやはや、雄大！燕岳も美しいこと。
北アルプスの女王と言われてるみたいだが、確かに女性っぽい。
いい！燕岳いいよ。
この日は大天井岳まで行くつもりだったので、とりあえず燕岳までピストン。
雄大な景色を眺めながら小屋まで戻って一息ついたら、なんかもうだるい。
予定変更して、この日はここでテント。
燕のテン場は小さいけど綺麗に整地されているし、トイレも近くて快適快適。
燕山荘もでかいし綺麗だなぁ。
北アルプスの山小屋は総じてレベル高いが、燕山荘はその中でも上位でしょうね。
お隣さんは、リンゴとカスタードのケーキに、ちゃんと輪切りの浮いたレモンティーで優雅。
燕山荘グループは食事も良いらしいので今度は泊まってみたいな。
夕方までコーヒー飲んだりビール飲んだりのんびり過ごしてたけど、
ここから体調悪くなり頭痛に加え吐き気まで。
疲労のせいかなぁ。
飯も食えずとりあえず寝ました。2時間ほど仮眠をとったらなんとか復活。
夕食も献立変更して、とにかく重い物から処分。少しでも荷を軽くせねば明日もばててしまう。
夕食はレトルトカレーとサトウのご飯。
朝食もレトルトカレーとサトウのご飯。2食続けてはきつい。
でも1kgぐらい軽くなりました。サトウのご飯は1山行1個までだな。
昨日サボった分10時間半の行程なので、無理そうだったら槍は諦め常念岳に逃げようかななんて思いつつ。
荷が多少軽くなり、ザックも少しずつ心を開いてきてくれたので、時間巻き気味で大天井到着。
大天井岳は360°展望が広がって最高でした。おじさんと話したり結局1時間程滞在。
調子も良いし予定通り槍ヶ岳へ。
ビックリ平にでると、Y字雪渓の槍が見えてきて絶景かな絶景かな。迫力ありますね。
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| ご立派 |
西岳ヒュッテで一服。
ここから東鎌尾根からの槍を一望できるのですが、長いなーきつそうだな－。
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| ここから最後の3時間 |
お隣の年配のご夫婦に声をかけられ
｢槍へ行かれるんですか？｣
｢行く…つもりです｣
｢お二人も？｣
行く…つもりです｣
どっちも自信なさげ。
ここから先はハシゴや鎖場がちょこちょこ出てきて、ストックはもう邪魔。
道中おじさんから東鎌尾根、意外とときついよと聞いてたけど、そうですね、きつかった…
殺生ヒュッテで受付、｢テント泊？｣
迷いなく｢小屋泊で｣。
疲れました。
殺生ヒュッテはまぁ普通の小屋ですね。可もなく不可もなく。スタッフの方はみな印象良かったです。
三日目、槍までピストン。
山頂直下の鎖場も特に問題なく山頂へ。
真っ白で何も見えません。台風近づいてるみたいだししょうがない。
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| 小さな男の子も |
そそくさと下山。横尾からだらだら長いなぁ。
そんななか、上高地まで後20分ってところで、ついにザックがジャストフィット。
やっと一つになれたね。
