Member :みもん、あーさ、akko
Timeline : 1/31 西沢渓谷(11:00)~徳ちゃん新道~2050m付近幕営(15:00)
2/1 幕営地点(8:00)~西沢渓谷(10:30)
冬の甲武信岳に西沢渓谷から登ってきました。
山梨市駅からは通年で西沢渓谷までバスがでています。始発のバスでも到着が10:30と、登山には遅いのですが、今日は登れるところまで登ろうということで、そして無理そうであれば、西沢渓谷でテントを張って宴会も視野にいれ、とりあえず出発。バスには、もう1人登山らしいお兄さんが乗っていたし、そして2人ほど歩いた後があるから、トレースはあるだろうと安心して徳ちゃん新道入口を目指す。
徳ちゃん新道入口に近づくと、トレースが違う方向に進むことに気づく。皆、スノーシュー西沢渓谷散策の人たちだったらしい。さっそく、西沢渓谷宴会プランが頭をよぎる。とりあえず、時間を決めて上を目指してみる。徳ちゃん新道は、夏でも5時間の急登。もし、下りるなら、あまり登りたくないなーと思ってしまう。途中、下山してくるおじさんに遭遇。2泊3日で登られたそう。前日は東京でも雪の天気だったから、山中では大変だったらしい。大変だよ~と声をかけられる。でも、とりあえずここから先はトレースがあるので、少し安心。
ひたすら登る |
まだまだ登る。がんばれ!! |
もうすぐ、近丸新道との分岐。でも、まだまだ登る。 |
石楠花が行く手を阻む |
夜は、あーさの餃子鍋。たっぷりのお野菜と、たっぷりの餃子入りで美味しい。そして、あーさもみもんさんも、大量の水を担ぎあげていることに気づく。すぐりん師匠の弟子だからか??冬の荷物を担げるかしらと心配していたのは、いつの話やら。二人ともかなりたくましい。
翌朝というか、明け方3時ごろから、ものすごい風の音で、寝れない。テントも足元が浮き上がってるし。石楠花ジャングルの中だというのに、強風。とりあえず起きては見たけれど、あまりの風の音に顔が引きつる。みもんさんの特製クッパをいただいて体を温める。でも、外に出る気はしない。とりあえず、もう一度シュラフにはいって日の出まで待つことに。風の音はいっこうに変わらない。樹林帯でこの風だから、上はもっと強いだろうということで、やむを得ず撤退することにする。
ずっしりした甲武信岳。風が強そう。 |
トレースは消えている。ラッセル体験。 |
私たちだけの静かな山。 |
下山は早い。10:30ごろには西沢渓谷に到着。スノーシューの人から、西沢渓谷が美しいと聞いたので、荷物をおいて、渓谷を周回してみることに。しかし、途中通行止めであることに気づき断念。反対周りなら行けたのかしら?でも、あとで道の駅みとみの人に聞いたら、冬は立ち入り禁止らしい。雪崩れていそうなところもあったので、やっぱり看板に従って断念したのはよかったのかと思う。晴れているのに頂上に行けなかったのはとても残念だったけれど、1日目思ったよりがんばってたくさん登れたし、3人でビバーク地点を見つけてテントも快適に張れたし、少しラッセル体験もできたし、静かな山が楽しめたし、なにより無事に下山してきたこと等など満足して、笛吹の湯にゆっくりつかって帰りました。みもんさん、あーさありがとう。また、絶対に一緒に行きましょう!(Akko)
登れなかったけど、記念にみもん型を残してきた。 |