Date : 2016/4/8、12
Member : すぐりん、あーさ、組長
Timeline :湯川の岩場
Author :組長


湯川シーズン開幕



4月に入り、城ヶ崎から湯川に移動してきました。渡り鳥みたいなものです。

 湯川、小川山、瑞牆。
これからの季節は、そういった場所にクライマーたちは渡ってくるのです。岩を求めて。
 湯川で初めてクラッククライミングを教えてもらった今井健司さんを思い出しました。
クラックもアイスも今井さんに教わりました。
アイスシーズン、クラックシーズンの前には、今井さんに教わった日の詳細にメモった記録を読み返し備えています。
ほんの数時間で、僕のクライミングの悪いところと、そして良いところを指摘していただきました。
ガイドを始めたばかりなのに、ガイドに教わるのもいいけど、アルパインクライマーは自分で考えて登るものだと、言っていた今井さん。それはまさに本質的なことだと思います。
自分自身ガイドで付き合いがある人はいないし、今井さんとも親しいわけではありませんが、にじみ出る人柄というか、別に言い方をすれば商売っけのなさ。そしてクライミングや美しい岩、氷、そして山に対する情熱。

結局、ネパールヒマラヤから帰ってこなかった今井さん。
善き人ほど早く逝ってしまう気がするのは気のせいでしょうか。
 相変わらず、私は岩登り、山登りを心から楽しんでいます。
クライミングはそれほど上手くなっていません。すみません。

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