Date : 2023/06/03
Member :j,さだ,木村、いちこ、りょう、トモキ、ひでぶ
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Timeline :
Author :ひでぶ
Author :ひでぶ
妙義の最高峰の谷急山には、いくつかの尾根がある。今回は西稜から登り、北稜を下る。
記録を見ると、バリエーションとの評価も多いが、並木沢ルートをはじめとする一般ルートよりも危険は少ない。しかし、ヤツは我々を待っていた。
当日は台風による大雨で、練馬->川越は通行止め。しかたないので、遠回りしたら、登山開始は11hになった。
車をおき、河原に降りた。100mも歩いていないのに、ヤツは靴に。川の手前で靴を脱ぎ、渡渉。きっと、ヤツはここにもいるにちがいない。
尾根に入っても、ヤツはいた。いたどころではない。ひどいところだと、50cm四方の土地に10匹以上。きゃーきゃーいいながら歩いていたら、次のトラップが。
鉄塔のしたにはナイロンの網があり、やたらチェーンスパイクにひっかかる。チェーンスパイクをはずさないと、ナイロンの糸はとれないのだが、外すと体が不安定になり、ヤツが生息する地面に腰を下ろすことになりかねない。鉄塔の基部はコンクリートだったため、そこに避難して、ほっとした。
その後はかったるい、傾斜のきつくない登りが続き、たまに不安定な岩場がでてきたりもしたが、単調。
かったるい登りに心が折れそうになったさだが「安西先生、下山したいです!」と。
だれかが「ほっほっほ、最後まで希望を捨ててはいけない。ここで諦めたら、おいてけぼりですよ。」(一部脚色あり)。
単調でかったるいが、しだいにヤツはいなくなり、さわやかな風が吹き、雲が美しい。谷急山山頂は快晴で、遠くの山までよく見えた。
さて、北稜のくだりだ。道は明瞭。途中ナイフリッジでは、行く手をマムシが阻む。先頭を歩くりょうは、一瞬ひるんだが、道をあけてくれたらしい。
右手に柱状節理をみ、今度は(秋以降)登りたいね、なんて話をして山をくだる。
川が近くなると、ヤツがまた大量発生。また、渡渉のため靴をぬぐが、、、
数ヶ月たつと、きっと、山の思いではすっかりなくなり、蛭の記憶しか残らないのではないか、と懸念するわたし。
風呂 もみじの湯
夕飯 ギオットーネ