西丹沢 マスキ嵐沢

2011-07-27

06_沢登り g_丹沢

Date : 2011/07/27
Member : うろた(L)、組長、ちえ蔵 (記録)
Timeline :
大滝沢林道(8:20)~マスキ嵐沢出合い入渓(9:15)(遡行)~二段10mの滝(9:45)10mの涸滝(10:45)~稜線着(11:45)(下降)~西丹沢自然教室(13:10)

 短い沢ながらいろいろな要素が詰まった楽しい沢、西丹沢の初心者入門コースと紹介される、マスキ嵐沢に行って来ました。

 今日は天気が下り坂の予報。夏ど真ん中なのに、朝は肌寒いと感じたほど。大滝沢バス停に降り立つと、小雨がぱらついていました。
 バイクの組長と合流し、ヒグラシの鳴き声がこだまする大滝沢林道を歩くこと30分、「マスキ嵐沢」の標識が立つ入渓地点に到着。遡行準備にかかります。



 天気はどうにかもちそうで、沢に入ると水は程よく冷たく、寒く感じることはなし。岩床は花崗岩で、白い岩と薄いエメラルドグリーンのコントラストがとても綺麗です。

 大岩(4mの滝)は、岩の間の水流を登り、しっかり水をかぶる。組長ご機嫌になる。



 2段10mスラブ状の滝は、二段目を左の方から取りつき、水流をトラバース気味に右上に上がりました。ここでも、水流トラバースでしっかり水をかぶる。またまた組長ご機嫌になる。

 6mスラブ状の滝。フリクションを効かせて。

 その後一気に水量が少なくなり、ゴーロとなります。水が恋しくなり、組長も物足りないご様子。

 5m階段状の涸滝を登り、ラストは下部がハングした岩(10m)。遡行図には残置スリングありと書いてありますが、実際はなし。でもホールドもスタンスもあり、そのまま登って、最後は岩の隙間を通過。


 時間もあるので、うろた隊長のもと、ロープワークや読図の練習をする。ロープを出す場面が無かったので、せっかくだから練習。

 その後は藪こぎなく、稜線に到着。沢装備を離脱し、権現山登山道(廃道)と西沢沿いの登山道を利用して、西丹沢自然教室まで下山しました。

 前評判通り、花崗岩の綺麗な渓相と、次々と現れる滝を快適に遡行する良い沢でした。
 楽しかった~♪

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