那須岳

Date : 2015/08/01
Member :ちえ蔵、みもん
Timeline :4:15登山口-4:50峰の小屋避難所-5:15朝日岳-6:00清水平-6:25三本槍岳-7:45清水平-8:45峰の小屋避難所-9:15茶臼岳（お鉢めぐり）-10:10牛ヶ首分岐-10:24牛ヶ首-10:45峰の小屋避難所-11:10登山口
岩稜トレへ表妙義の計画をしていましたが、ヒルがでるとの情報でプラン変更。
レベルを下げて、那須岳ハイキングを楽しんできました。
午後から天気が崩れるとの予報なので午前中には下山したいと思い、前夜発で峠の茶屋の駐車場へ。
もっと人が少ないかなと思ったら、すでに結構な台数の車がありました。

ちえ蔵さん曰く、この夜はブルームーンだそう。
ひと月のうちに満月が2度ある場合、2度目の満月のことを「ブルームーン」といい、幸せが巡ってくるとか。
明るい満月の中、就寝。

ブルームーン！

翌朝は、夜明け前に出発。
登山口すぐの山の神にお参りをします。

登山口。まだ薄暗い。

お手軽ハイキングなので、せめてスピードは上げて。。どんどん、のぼります。20分程で樹林帯を抜けると、右手には朝岳、左には茶臼岳が見えます。
そして、後方には日の出が！

日の出！

朝焼けの中、峰の避難小屋へ到着。この辺りは、
風が強く、注意の看板も出ていました。

朝焼けが綺麗！

朝日の肩を経由し、朝日岳へ。
頂上に到着すると、さっきまで青空が見えていたのに、ガスが。。。

でも、そのお陰でブロッケン現象をはじめて体験。
遠くで手を振ってくれました(笑)

うっすらブロッケン現象

朝日の肩に戻り、三本槍岳を目指します。
熊見曽根、1900m峰を越えると湿地帯が出てきます。
前回、尾瀬を満喫した二人は、湿地帯に大興奮(笑)
残念ながら、水の少ない場所でしたが、木道の雰囲気は素敵です。

ちょこっと木道の歩き

清水平を過ぎると笹地になります。
朝露に濡れた葉で足下も腕もしっとり。スパッツ必要だったかも。
最後に少し急な斜面を上がれば、三本槍岳に到着です。

ここで大休憩。最初はガスり気味でしたが段々と素晴らしい景色が見えてきます。
東の方には燧ヶ岳、北には月山らしき山も見えます。
2000mない山だと油断をして薄着でいたら、朝方なのと、汗と朝露に濡れたとの、風が強めなのとで大分冷えました。
寒さに耐えつつ、美しい景色を堪能します。

山頂からの眺望を堪能。 背中で語るちえ蔵さん(笑)

ピストンをして、避難小屋に戻ります。
戻る途中に、三本槍岳へと向かうたくさんの人たちと行き違います。


今度は茶臼岳へ。
すでにロープウェイが動き出している時間のため、観光客でいっぱい。

茶臼岳の山頂で柴ワンコに出会いました！
かわゆい。

鳥居をくぐれば山頂はすぐそこ。

柴犬♂

山頂の神社

お釜(意外とショボい)を回って、今度は茶臼岳を周遊。
途中に噴出口があり、ジェット機の様な音を出しながら蒸気が噴出しているのを楽しめます。

避難小屋とは反対側の茶臼岳。 雰囲気が違います。

大きな音とともに噴出

凄いネーミング

那須岳へ向かう途中のコンビニで炭酸まんじゅうなるものを買ったのですが、栃木北部では、何でも8/1は、地獄の釜が開く日なため、炭酸まんじゅうをお供えするのだとか。
地獄の釜が何なのかわからない二人は、茶臼岳のお釜に掛け、山にまんじゅうをお供えしたから噴火しないとか何とか言いながら、火山を楽しんできました。

後で調べてみると、「地獄」とは「あの世」のことで、ご先祖があの世からお盆までの13日をかけて歩いてくるので、その道中の腹ごしらえとして炭酸まんじゅうをお供えするということらしいです。
噴火とは関係なかったし。。

炭酸まんじゅうをお供えしてみました。 我ながらシュール。。 このあと、美味しくいただきました。

避難小屋へ戻り、下山します。

朝日岳へと続く稜線。

登山口直ぐにある、山の神に無事の下山のお礼をして、駐車場に戻りました。

赤い頭巾を被った狛犬

登山口。無事に下山。

那須岳周辺は色々なルートがあり、稜線歩きを楽しめそうでした。
観光客に混じってのお気軽なハイキング。
登る時間の割りには、樹林帯を抜けた景色がすぐ楽しめるため、初心者を連れてくるのにはもってこいです。
(ただし、ほぼ稜線なので雷の際は逃げる場所がないかも。)
青空の下、大満喫の那須岳でした。

(オマケ)
帰りは、那須温泉の小鹿の湯へ。
狭いですが、源泉かけ流しで、木製の浴槽と床。雰囲気はないけど外風呂もあり、何たって500円でリーズナブル。
石鹸類はないので、持参することをオススメします。

みもん記