Date : 2015/08/05
Member : ちえ蔵、組長
Timeline :大源太山登山口0600~入渓0651~0837三俣~1147大源太山頂上1221~1356登山口
憧れのマッター・・・。
リッフェルゼーに映る三角錐の鋭峰。小さい頃僕は、こんなにも美しく険しい山があるのか、と、とても感動した覚えがある。いつかこんなに美しい山を自分の力で登ってみたい。それが僕の山登りの原点であり、情熱の源だ。
そしてついにその日がやってきた・・・。
マッターホルン。
上越の・・・。
前日米子で遊んできたフジ兄とちえ蔵さんに湯沢で落ち合う。フジ兄まさかの体調不良で早々に戦線離脱。蚊の猛攻を受けた前夜はほぼ寝られず。
だけども爽やかな林道をゆく。
アブの歓迎を受けながらも、登山道を渡渉2回してところで入渓。
朝日を浴びながらの爽やかな遡行となる。
水がとても綺麗だ。
5,6mの滝が次から次へと現れ、もろにシャワーを浴びたり、微妙なへつりを楽しんだり。ところによりヌメリがひどい。なかなか微妙なバランスの滝もあり、そこそこのフリークライミング能力がないとちょい時間がかかりそうだ。
煌く支流の飛沫が美しい。
まだ少し残っている雪渓はまるで空母のようだ。
屈曲部の7m程の滝は、傾斜があったのでロープを出したが、簡単だった。
綺麗な斜め滝を過ぎ、とことこ歩いていくと三俣。
七ッ小屋沢の美瀑を愛でながら休憩をする。
北沢本谷は左から大滝をかけている。
ここは素直に1段目を登ってから、右のリッジ状を登り潅木帯をジャングル探検する。踏み跡は途中からなくなって、ヤブが少々濃くなるが、潅木帯を繋げて小さく巻いていくと、特にロープを使うことなく、ぴたりと滝上にでた。
大滝を超えても次から次へと滝が現れる。10m台のものも多く、落ちたらまずい上に微妙なバランスがいるものもあり、なかなか楽しい。
チムニーに挟まったりしながらも、ぐんぐん高度を上げていくと、水はほとんどなくなり、炎天下のスラブ登攀が続く。
背後には谷川連峰の山々。いつもお世話になっている皆さんだ。
山頂直下までスラブとヤブを登って行ったが、最後は少々急なので、左のヤスケ尾根の登山道にヤブを漕いで到着。
そして、夢の頂きへ。
トンボ達がいっぱい飛んでました。
ああ、マッターホルン。上越の・・・。
(組長)
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