阿弥陀南稜

2009-08-22

01_無雪期 i_八ヶ岳

Date : 2009/08/22 - 2009/08/23
Member : まみさん、すぐりん、のりさん、もときさん、たなか(CL)(記録)
Timeline:
1日目 8/22 舟山十字路(7:41) ~ 旭小屋(8:28) ~ 立場岳(10:19) ~ 阿弥陀南稜 ~ 阿弥陀岳(13:30) ~ キレット小屋(17:34)
2日目 8/23 キレット小屋(5:26) ~ 権現岳(7:01) ~ 西岳(9:25) ~ 舟山十字路(12:12)

次の雪山シーズンに行こうと思っている阿弥陀南稜を歩いてきました。
阿弥陀南稜はアルパイン入門ルートです。

0日目
舟山十字路に着いたのは、午前2時頃。雨が降っている。朝も雨の予報なので、テントを張るモチベーションがわかない。5人全員、車の中で寝る。

1日目
前日、寝るのが遅かったこともあり、起床予定の6時を過ぎても誰も動く気配はない。7時頃から重たい体を動かし始め、準備を始め出発。

この辺りは松茸がとれるらしく、入山制限の立て札が多く立っている。旭小屋手前の川の渡渉は要注意だ。ここから、靴下の左右の色が異なるメンバーが1名。

旭小屋の横を通り、立場岳から出ている尾根に向かう。この辺りから傾斜が厳しくなり、それが立場岳まで続く。立場岳は地形図では2370mだが、山頂には2248mの立て札。高度計を見ると2300m。2370mはなさそうなので、地形図が間違えているようだ。

立場岳から20分ほどで、青ナギ。ここは絶好のテン場だ。2張りはできるスペースがある。ここから南稜がよく見える。



2546mピークと第一岩峰の間のコルに、テントが張れるとネットの記録にあったが、1張りできる小スペースがあるのみだった。青ナギ手前の方が良さそうだ。第一、第二岩峰を過ぎ、核心の第三岩峰へ。ここで安全のため、ハーネスを着けることにした。第三岩峰は直登ルートもあるようだが、左にトラバースし、ガリーを登るが一般的。トラバース箇所にはワイヤーがついているので問題ないが、雪シーズンはここでロープを出した方が良さそうだ。ガリーにはリングボルトが何箇所かついている。雪山シーズンは雪に埋まっていると思うので、無雪期に使っていると想像する。当初はここでロープを出す予定だったが、今回参加メンバーの実力を考慮すると必要なさそうなので、ロープは出さなかった。第四岩峰も左へトラバースし登り、無事、阿弥陀岳山頂へ。



阿弥陀岳山頂は多くの人がいた。赤岳に寄り道して、キレット小屋へ。赤岳からキレット小屋への道は鎖場とガレ場が続き、厳しかった。キレット小屋の水場は枯れているが、水場から5分ほど下ると、チョロチョロと水が出ているようだ。

2日目
権現岳、西岳を経由して下山。途中、尾根がモヤッとしている箇所で登山道を2回見失うが、大きな問題はなく、登山道に戻れた。




阿弥陀南稜まで歩いたルートは、線なしルートだが、赤線登山道といっても良いほど道は良かった。
雪山シーズンに来る前に、日和田で2、3回のアイゼントレ、スタンディングアックスビレー(腰がらみで十分かも)等の雪山でのロープワークを練習する必要があると思いました。装備については、第三、第四岩峰のトラバースで使う20mロープ、第三岩峰で使う40-50mロープの2種類があると良さそう。

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