Member : すぐりん(L), イチコ, まみ
Timeline :
Day1 渋の湯(11:30) - 黒百合平(13:20) - 東天狗岳(14:35) - 根石岳(15:10) - オーレン小屋(15:45)
Day2 オーレン小屋(5:20) - 硫黄岳(6:30) - 横岳(7:35) - 赤岳(9:50) - 行者小屋(10:50) - 美濃戸口(13:50)
Day1:
週末の天気はイマイチだったが、再び八ヶ岳へ。この前の縞枯山 - 天狗岳縦走のつづき。渋の湯から黒百合平へ。この登山道はシラビソの森がいい感じ。
黒百合ヒュッテに到着。小屋の前で生ビールを一杯やっているおじさんを横目に天狗へ出発。雲行きが怪しく風が心配。この前は天狗の奥庭を通ったので、今回は中山峠を経由して稜線上からサクっと登頂をねらう。
案の定、頂上に近づくにつれ風が強くなる。風によろけながら東天狗に到着。
長居は無用とさっさと降りて根石岳へ向かう。風とともに雲がものすごい速さで流れていく。ときどき雲の切れ目から見える町のほうは明るいので、山の上だけ雲が集まってるようだ。
根石岳を越えると根石山荘がみえてきた。蓑冠山と根石岳の間は風の通り道。さらに風は強さを増す。登山道の脇にはコマクサが強風など素知らぬ顔で可憐にピンクの花を咲かせている。私たちは強風に煽られてまっすぐ歩くこともままならないっていうのになんという逞しさ。
蓑冠山にはいるとそこからオーレン小屋までは樹林帯となっていて強風ともさようなら。ほっとしたのも束の間、若いガールズ二人組に遭遇。あまりに山っぽくない普通のカッコだったので、さっきまでの暴風とのギャップもあって必要以上に驚いた。オーレン小屋からきて根石岳までいくつもりが風にくじけて引き返したとのこと。それでよかったと思います。だってこんな風だもの。彼女達のノンビリした雰囲気に癒されオーレン小屋へ。オーレン小屋はトイレもお風呂も充実していて「また行きたいテン場」ランキング上位にノミネート。
Day2:
夜中は雨だったが夜が明ける頃には雨がやんだ。風も昨日ほどではなさそう。まずは硫黄岳を目指して出発。
赤石の頭はガスで真っ白。硫黄岳の山頂も真っ白。横岳も真っ白。結局、赤岳降りるまでガスで真っ白でした。
途中、梯子やクサリ場の連続で険しいところもありましたが、悪天の中、無事に下山できて感謝です。
硫黄岳から赤岳にかけての稜線にはお花がたくさん咲いていたので、今度は晴れた日にもう一度訪れたいです。
(イチコ)