Date : 2009/07/26
Member : のり(CL)、カッキーズ
Timeline :甲府(6:57) - 塩山(7:23) - 大菩薩嶺登山口(7:55) - 上日川峠(9:58) - 福ちゃん荘(10:46) - 雷岩(11:45) - 大菩薩嶺(12:24) - 丸川峠(13:32) - 丸川峠入口(15:24)

朝一のバスに乗ることもあり、甲府駅でのステーションビバークから始めました。

場所が分からなかったので探したら駅前の信玄像の前を教えてもらったけど、構内にマットなどを敷くことに。防犯目的の異常な明るさの中、終電過ぎてもどこからともなく人の行き来があり、寝てんだか起きているのだか・・・。うとうとしていると、バリバリバリバリ!!!!との爆音と共に何台もの暴走族が走っていく。絶滅したと思っていたが違ったらしい。ステビバの撤収は始発前が基本らしいですが、そうは言ってもとずうずうしく5:00ぐらいまで粘って寝る。というか、それ以上は寝られませんでした。

昨晩教えてもらった信玄像の前で朝御飯を食べながら、予定の電車までちょっと長めな時間を待つ。天気は悪くならない予報だったけれど、どうなのだろう。天気が悪くなく体調も問題なさそうだったら大菩薩嶺まで上がりたいねーと話しながら、予定通り登山口に着いたときには、すっかり気温は30℃近くまで上がっていた。これはのどが渇くぞ・・・。人によっては福ちゃん荘まで、多くの人が上日川峠まで車で上がるというだけあり、タクシーがたくさん行き来している中、初ハイキングのカッキーズさんを無理やり歩かせてしまいました。ロッヂ長兵衛の氷の旗が涼しそうに風に揺られていて、ちょっと恨めしい。





福ちゃん荘で、大菩薩嶺を目指すことにして唐松尾根を登っていく。緑が濃くて雲が多かったためなかなか山頂は見えないが、稜線に出て少しきつくなった登りが終わると雷岩に到着。山頂は見晴らしが望めないそうなので、ここで休憩をとることにした。天気がよくなったためかたくさんの人が登ってきたようです。雲の切れ間から湖が時々姿を見せる。のんびりしたかったが風が出てきたので大菩薩嶺へ急ぐ。



山頂は開けていなくて写真を撮って、下山開始。



初ハイキングとのことですが、カッキーズさんは疲れを見せない。聞けば、ハーフマラソンを走ったことがあるとのこと。納得。所々歩きにくいところが出てきて、すっかり忘れたストックが惜しかった。雷岩での風が気になるが、森林の中に入ると空が殆ど見えない。このまま降りませんように。慣れない下りなのにコースタイムを少し超えるぐらいで丸川峠に到着。小屋の主人は整備に勤しんでいた。ここから最後の下りでかつ急坂を歩く。

丸川峠を後にして登山口を目指すが、さすがに最後の1:30ともなると、3人とも疲れが出てくるのか無口で黙々と下る。急坂は登るのもつらいが下るのも別の意味でつらい。さらに下れば下るほど気温も上がって、心地よかった風が微妙になり再び汗をかき始める。上日川峠で入れた2Lの水はもつのだろうか?沢の音が聞こえ始め、もうすぐ登山口。あと少しと思うと、なぜだか登山口がなかなか見えないものですね。無事に下山して、カッキーズさんの笑顔に私の疲れもどこかに飛んでいった。



予定のバスを見送ったので、バス停手前の日帰り温泉に入り汗を流して、お待ちかねのビールで乾杯。採れたてのももをごちそうになる。
初ハイキングで7H以上も歩かせてしまいましたが、無事下山、お疲れ様でした!

【カッキーズさんのコメント】
初登山にして、百名山登山!
ステーションビバークに始まり、山の稜線の美しさや、頂きでの達成感に思わず涙してしまったり、丸川峠でヒーヒーした事、何もかもが新鮮で、とても楽しく印象的でした。
もっともっと色々な山に登ってみたくなりました。

(のり)

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